都内で行われたデモで宮古島在住の石嶺香織さんがスピーチし、台湾有事を想定した沖縄島嶼部からの全島避難計画に注目が集まっています。問題点先島諸島では、台湾有事を想定した12万人規模の避難計画が進められている避難先や就学・就労支援まで具体化されている一方、住民の意思は置き去りにされている住民にとっては、戦争そのもの以上に「故郷や生活を失うこと」が恐怖「なぜ台湾有事で先島諸島が戦場化されるのか」という疑問がある有事前の避難は、「住民保護」ではなく「戦争のために住民をどかすこと」ではないかという懸念がある一度島が戦場になれば、離島である先島諸島は復興が困難で、戻れなくなる可能性が高いこれは単なる「島外避難」ではなく、実質的な「強制疎開」だと感じている避難は「任意」とされるが、残ればライフライン停止の可能性も示され、実質的には強制に近い「避難したくない」と言うと、「命が大事ではないのか」と返され、問題提起が封じられているように感じる沖縄の島嶼部について取材してきた私としては、ようやくこの問題や危機感が全国に共有されたかという気分です。これを機に2023年に私が集英社新書webに連載した石垣島、宮古島、与那国島の自衛隊配備についての記事を共有します。「政府は沖縄を再び戦場にするのか?」自衛隊配備の現場を行く・石垣島編集英社新書web 2023.2.1https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/news/22385住民投票を拒否し、地方自治を破壊しながら行われた自衛隊配備、その影にはある宗教団体がありました。陸上自衛隊石垣駐屯地開設、ミサイル搬入のその日に何が起きたのか集英社新書web 2023.4.10https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/news/23111自衛隊配備、その当日のルポです。「政府は沖縄を再び戦場にするのか?」自衛隊配備の現場を行く・与那国島編集英社新書web 2023.3.7https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/news/22712人口の15%を自衛隊関係者が占め、なし崩し的に配備拡大が進む国境の島の歴史と現在にスポットを当てました。宮古島・陸自ヘリ墜落現場では何が起こっていたのか集英社新書web 2023.5.19https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/news/23488配備から4年。10名が死亡する自衛隊ヘリ墜落事故が起こりました。これを機に現地を取材し、配備の経緯にあった元市長の逮捕の闇に迫りました。島々の状況をこの記事を書いた頃より、状況が進み、先日は宮古島で戦後初の米軍の訓練が行われました。状況は刻一刻と変化しています。ぜひ全国から広く注目するきっかけになればと考えています。読んでみてください。猪股東吾